どうも。アラッキーです。
今回は、中国から輸入(仕入れ)をする上で、
最低限これだけは注意した方がいい!ということをまとめています。
これから、中国輸入を始めようと考えている人は、
必ずチェックした方がいい内容になっていますので、
一読してから仕入れを行うことで、失敗する確率がさがりますよ。
僕が実際に失敗した経験をもとに記載していますので、
是非、参考にしてみてください!
なぜ中国から仕入れるかを理解したうえで、
今回の記事を読むとより一層理解が深まると思います!
~ もくじ ~
中国輸入は不良品に気を付ける
中国のオンラインショップを使用する場合、
便利な反面で、不良品を売られるリスクもあります。
不良品ありきで考えたり、
検品体制を整えたり、
不良品とどう向き合うかを決めておくといいでしょう。
- 中国には不良品が多い?
- 代行業者の検品サービスを使う
- 仕入れ先の見分け方は?
不良品が多いことを知っておく
中国では、不良品がでると知っておくことはとても大事です。
日本では、不良品なんてほとんどありませんが、
中国ではよくあります。
普段、日本のオンラインショップで購入する感覚だと、
必ず失敗しますので、中国で購入する際は、普段の感覚をまずは捨ててください!
注文した商品と違うモノが届いたり、
壊れたモノが届いたり、
不良品にもさまざまです。
まずは、「不良品が出る!」
という認識をもっておきましょう!
代行業者による検品サービス
不良品が出ることは分かりましたが、
一体どうすればよいのでしょうか?
それは、代行業者による検品サービスを使用することが最も安全です。
代行業者にもよりますが、
注文と違う商品でないかなど、外観ですぐわかる不良品を検品してくれる簡易的な検品から、
機械系の商品を動作確認までしてくれる検品など、
検品にもさまざまあります。
また、無料で簡易検品をおこなってくれる業者から、
検品は有料でしかおこなってくれない業者など、料金・サービスはそれぞれです。
もちろん検品体制を徹底することは大事だと思いますが、
費用がかかるため、
不良品をどこまで許容範囲とするかを検討し、
どこまで検品サービスを利用するかを決めることが重要です。
もし、不良品が出た場合は、
返品対応を無償でしてくれる業者が大半ですので、
検品サービスを利用することで、手元に届くまでにほとんどの不良品を除去することができます。
また、初心者の内は、
前回の記事:「中国から仕入れるメリット!」でも説明した、
中国⇒自分(注文者)⇒Amazon倉庫または消費者の流れをおススメする理由の中に、
自分で検品できるという点も含まれます。
それは、自分の目で、
「このショップ(業者)は、こんな品質の商品なんだ」
「不良品になりやすい商品はこんなのがある」
など、自分だけの物差しを持つことができるからです。
この物差しを商品仕入れにフィードバックすることで、
不良品を仕入れる確率を下げることにつながってきます。
仕入れ先の見分け方は?
中国では、同じ商品をいくつもの業者が販売しています。
仕入れたい商品がある場合は、
複数の業者を比べることがポイントです。
特に重要な見分けるポイントは、
・商品評価(レビュー)はどうか?
・販売業者の評価はどうか?
・業者の実績年数は?
の3点があります。
どのオンラインショップを使用するかによってサイトの見方はそれぞれですが、
ポイントとしては上記3点ですので、必ずチェックしましょう!
安心できる仕入れ業者を見つけることは、
検品の手間を省くこともできます。
一方で、
欲しい商品の取り扱いが中止になったり、
業者自体が存在しなくなったりすることもしばしばありますので、
一商品に対して、複数の業者を押さえておくことも重要です。
中国輸入は偽物に気をつける
中国で仕入れる際に注意する点として、偽物に気をつけなければいけません。
日本では、偽物の製造は違法ですが、
中国では、日常的におこなわれています。
偽物を仕入れないように気をつけましょう!
- 偽物が多いことを知っておく
- 偽物は関税で止められる
偽物が多いことを知っておく
ほとんどといっていいほど、ブランド品は偽物です。
本物がないわけではありませんが、
本物と偽物の相場、きっちりと別れているのですぐに気づくと思います。
極端に安い商品は、偽物と思って間違えありません。
もし、偽物と知らずに輸入し、販売した場合は、
Amazonのアカウントが停止になる恐れや、
最悪の場合刑罰処分になる場合があります。
知らなかったではすまされませんので、
ブランド品やコピー品の仕入れは、極力控えたほうがいいでしょう。
(※もちろんメーカーも同様です)
偽物は税関で止められる
もし、偽物を気づかずに仕入れた場合、
関税局で差し止めをくらいます。
仕入れた商品は、まとめて配送することを
中国から仕入れるメリット!でも説明しましたが、
そうした場合、一つでも差し止めの対象になると、
仕入れているモノすべてが差し止めれらます。
差し止められると、手間と時間とお金がかかりますので、
初心者の内は、ブランド・メーカーなどは仕入れないほうがいいでしょう!
商標取得商品には気を付ける
・商標権ってなに?
・商標取得商品かを確認してみる
商標取得商品に気を付ける
前の項目で、偽物に気をつける!ことについて説明しました。
ブランド品などならすぐに気が付くと思いますが、
ここで説明する「商標取得商品」は、
知名度が低いマイナーなモノなどが多数存在します。
- 商標権について知る
- 商標権を侵害するものはどうなる?
- 商標権を確認する方法は?
商標権ってなに?
商標権とは
「知的財産権のひとつ。自社の商品と他社の商品とを区別するための文字、図形、記号、色彩などの結合体を独占的に使用できる権利。」
を指します。
すなわち、
A社:「うちがこれを販売するから、他の会社は真似するなよ!」
他の会社:「販売したいけど、権利の侵害になるから真似できない・・・」
ということですね。
もし、真似した場合は、知的財産権の侵害となり、
最悪の場合、訴えられ訴訟問題となります。
商標権を侵害するものは関税で差し止められる
偽物に気をつける!項目で説明した内容の中に、
関税局で差し止められる話をしました。
その話の続きになりますが、
差し止めの理由として
知的財産権の侵害によるものです。
ブランドやメーカーなどは、もちろん商標権を取得しており、
商標権を侵害することになるからです。
しかし、知名度が低いメーカーなども商標権を取得していることがよくあります。
これに気づかずに、仕入れてしまった・・・。
関税局に差し止められて、気づいた・・・。
ということも初心者の内はよく陥ることですので、
次の項目で紹介する、
「商標取得商品かの確認」をすることが重要になってきます。
商標権を確認してみる
商標権については理解していただけたでしょうか?
重要な部分なので、必ず理解しておきましょう!
商標権は、特許庁に申請が必ず行われています。
ですので、商標取得済み商品かどうかは、
特許情報プラットフォームから調べることが可能です。
で調べることができます。
ブックマークなどして、随時調べることができるようにしておきましょう!
また逆に、商標を登録することもできますので、
オリジナル商品を初めて、軌道に乗ってきたら商標を取得することで、
競合を防ぐことができます。
売れないものを仕入れてしまう
売れないものを仕入れてしまうことは意外と多くあります。
売れるものを仕入れるのが基本ですが、
売れるかどうかは、実際に販売してみないことにはわかりません。
じゃあ、どうすればいいの?
それは、
売れる商品かのリサーチをおこなうことです。
商品リサーチについては、また後日記事にします。
まとめ
今回は、中国から輸入する際に最低限注意しなければいけないことを紹介しました。
これ以外も、注意しなければいけないことがありますが、
色々考えても、やらないことにははじまりませんので、
まずは、今回紹介した内容に注意しながら始めてみるといいでしょう!
特に、関税局にお世話になるようなことは、
ただでさえ、手元に届くまでに時間がかかるので、
ますます時間を奪われてしまうことになります。
それを回避するために、先手として商標登録してあるかどうかを調べるわけです。