どうも。アラッキーです。
今回は、中国輸入の仕入れで使用する通販サイトについて紹介していきます。
これから中国輸入を始めようとしている方向けに紹介してきます。
中国のEC市場は、
ものすごい勢いで発展していて、
多くのECサイトが存在します。
たくさんありすぎてよくわからない・・・
なんて人のために、
実際に僕が使用した経験をもとにおすすめできるサイトのみ紹介します。
中国輸入をする上で、最も代表的なサイトでもあるので
まずは紹介するサイトから始めてみるといいでしょう!
~ もくじ ~
はじめに中国輸入の通販サイトを知る
中国からの仕入れは、ECサイト(通販サイト)を使用します。
ここでは、まず初めに知っておいた方がいいと思うことを紹介しますので、
不要な方は読み飛ばしてください。
中国輸入で使用する通販サイトってどれを使えばいいかわからない方は、
この章でまとめている観点で見分けるといいかもしれませんよ。
- CtoCってなに?
- BtoCってなに?
- BtoBってなに?
- 中国輸入で使うサイトはこれで決まり!?
はじめに
「中国 仕入れ サイト」なんかで検索すると多くのまとめ記事があります。
しかし、あまりにも紹介されてあるサイトの数が多すぎて
一体どれがいいのかわかりませんよね。
そこで、今回は、「2つ(アリババ・タオバオ)」の通販サイトに絞って紹介します。
中国からモノを仕入れるには、まずこれで大丈夫!
と思うサイト紹介していますので、
これから始める方は、是非、この2つのサイトからはじめてみてください。
また、サイトを見分けるときに知っておいて欲しい内容として
通販サイト、とくにモール(Amazonや楽天のようなサイト)において、
・誰が
・誰向けに
販売しているかは、サイトを使用する際に知っておいた方がいいでしょう。
例えば、
・安く大量に商品を購入したい人
・少量だけ商品を購入したい人
では、購入の目的が違ってきますので
CtoCのサイトが向いている場合とBtoBが向いている場合がでてきます。
この次で、「誰が誰向けに」について詳しく説明してきます。
CtoCってなに?
CtoC(Consumer To Consumer)とは、
「個人間取引」の訳で、個人同士がインターネット上で契約や決済を行い、
モノやサービスを売り買いすることを指します。
つまり、国内の通販サイトでいうと、
・メルカリ
・ラクマ
・ヤフオク
などがあります。
通販サイトにおけるCtoCのポイントとしては、
個人が個人へ販売するため、
一般流通価格と比べると一部商品を除いて、
比較的安い価格での売買が行われます。
(※一部商品とは、プレミア商品などの希少価値があるもの)
ポイント
- 誰が ⇒ 一般消費者(個人)
- 誰に ⇒ 一般消費者(個人)
BtoCってなに?
BtoC(Business to Consumer )とは、
企業が個人に対して商品・サービスを提供する取引を指します。
国内の通販サイトでいうと、
・楽天市場
・ZOZOTOWN
・メーカー公式オンラインショップ
などがあります。
普段使用するサイトは、ほぼこれにあたります。
通販サイトにおけるBtoCのポイントとしては、
企業が個人へ販売するため、
一般的な流通価格での取引が行われることです。
ポイント
- 誰が ⇒ 企業(業者)
- 誰に ⇒ 一般消費者(個人)
BtoBってなに?
BtoB(Business to Business)とは、
企業間取引を意味し、企業が企業に向けて商品やサービスを提供する取引を指します。
国内の通販サイトでいうと、
・NETSEA
などの卸売り専門のサイトです。
企業と企業での取引になるため、
あまり表にはでてこないようになっていますね。
通販サイトにおけるCtoCのポイントとしては、
流通価格が比較的安く、
購入最小ロット数が決められることが多い。
個人での取引ではないため、
継続的もしくは、大量な取引が必要な一方で、
卸値での取引が行われることになります。
ポイント
- 誰が ⇒ 企業(業者)
- 誰に ⇒ 企業(業者)
中国輸入で使うサイトはこれで決まり!?
で、一体どれがいいの?
ここからは、それぞれのメリット・デメリットについて説明していきます。
アリババってどんなサイト?
ここでは、中国通販サイトのアリババについての紹介です。
- アリババってどんなサイトか
- アリババを使うメリット
- アリババを使うデメリット
アリババってどんなサイト?
中国で最も大きな卸売り通販サイトです。
アリババは、よく「1688」と言い換えられることもありますので、
頭に入れておくといいでしょう。
1688(アリババ)はアパレルから電子機器、
生活雑貨までありとあらゆる商品が扱われています。
淘宝や天猫を運営する
中国屈指のグループでもあるアリババグループが運営しているのも特徴です。
アリババのメリット
アリババは、BtoBですので、
・とても安価で仕入れることが可能
・一つの商品に対して複数の企業が販売している
・工場直営店から卸値で購入可能
が大きなメリットです。
特に、商売の基本でもある、
「安く仕入れて高く売る」の「安く仕入れる」といった点では、
ここ以外にはないくらい安い値段で取引されています。
工場の直営店が多く存在しているため、
卸値での購入ができます。
また、商品のオリジナル化やOEM化なども対応してくれることがほとんどですので、
規模を拡大していくのであれば、アリババで購入することをおすすめします。
アリババのデメリット
デメリットとしては、
・購入の最小ロット数が決まっている
・同一商品でも品質が業者によって異なる
ことがあります。
1点からの購入が可能な業者もありますが、
ほとんどの業者が、10個以上からなどの最小ロット数が決まっています。
品質を確かめるためや、売れるかどうかのお試しなどの際に、
はじめに少量を注文してみる機会があると思いますが、
その際に、最小ロット数がネックになることもあります。
また、あまりにも巨大なサイトのため、
どの業者がいいか悪いかを自分で判断する必要でてきます。
同一商品を数十の業者が販売していることも少なくありませんので、
業者の見極めができないと、品質が良くない不良品に遭遇する確率があがります。
タオバオってどんなサイト?
ここでは、中国通販サイトのタオバオについて紹介します。
- タオバオってどんなサイトか
- タオバオのメリット
- タオバオのデメリット
タオバオってどんなサイト?
タオバオは、中国語で淘宝(タオバオ)と書きます。
サイトなどを検索すると、淘宝と表記されてあることが多いので、
覚えておくといいでしょう。
タオバオは2003年アリババグループによって設立されたCtoCの通販サイトです。
登録ユーザーは、なんと驚きの4億人!
取扱商品数は8億点、1日のアクセス数は6千万人を数え、
中国のEC市場において5割以上のシェアを誇るとも言われています。
中国におけるCtoCの通販サイトの中で最大であるのが特徴です。
タオバオのメリット
タオバオのメリットとしては、
・1点からの注文が可能
・値引きできる場合がある
・豊富な品揃え
です。
日本の通販サイトであるAmazonの中国版と考えると分かりやすいと思います。
(※中国にもAmaozonはありますが、タオバオのほうが圧倒的に利用者が多い。)
個人を対象とした販売のため、1つからの注文ができる点は、
中国輸入をやる上で、お試し購入ができてリスクを減らすことへつながります。
また、アリババにはない商品があることもあり、
中国で流通している商品のほぼすべてがそろっているのも魅力です。
購入する際には、代行会社へ値引き交渉の依頼をすると、
値引きができる場合もよくありますので、タオバオで購入する際は、試してみるといいかもしれません。
代行会社ってなに?
と思われた方は、まずこちらの記事を読むことをお勧めします。
タオバオデメリット
デメリットとしては、
・アリババよりは値段が高い
・商品を多量に仕入れることには不向き
という点です。
販売対象者が、個人になるため、
アリババで販売されている値段よりは高くなります。
また、販売元が個人ですので、
多量な仕入れなどに対しては、スムーズに対応してくれないこともしばしば。
中国輸入に使うサイトで気を付けること
ここまでは、アリババとタオバオについて紹介してきました。
ここからは、それ以外のサイトを検討する際に、
注意することを紹介していきます。
- 代行会社で取り扱ってるサイトかどうか
- アリババには類似したサイトがある
- サイトにはこんな使い方もある?
代行会社で取り扱ってるサイトかどうか
代行業者ってなに?
と思われる方は、まずこちらを読んでください。
中国のサイトで欲しい商品を探したら、輸入代行業者に依頼します。
代行会社は、すべてのサイトに対応している訳ではありません。
対応しているサイトでしか購入してもらえませんので、
アリババ・タオバオ以外のサイトを使う場合は、必ず確認しておきましょう!
アリババに類似したサイト
アリババについては既に紹介しましたが、
ネット検索で、「アリババ 通販」などと検索すると、
ここで紹介したサイト以外の検索結果が表示されます。
特に注意が必要なサイトが、
・CHINAMART(チャイナマート)
・Alibaba.com
です。
CHINAMART(チャイナマート)は、
淘宝(タオバオ)の商品を日本語で閲覧・購入できる通販サイトです。
ここは、パッと見ても違いに気づくので間違えることはありませんが、
Alibaba.comは、とても似ているので注意が必要です。
Alibaba.comは、
中国の工場や業者が世界に向けて輸出をしたい人が登録しているサイトです。
アリババ(1688)に出店している工場や業者の中で、
世界への輸出を積極的に行う工場や業者が登録しているという感じです。
英語表記で記載されてあることが特徴で、
アリババととても類似しているので注意してください。
上記2つのサイトは、
アリババ(1688)と淘宝(タオバオ)を踏襲したサイトでもあるといえるため、
アリババ(1688)と淘宝(タオバオ)と比べ価格が高めに設定されてあります。
アリババ(1688)と淘宝(タオバオ)のURLを確認して、
ブックマークなどのお気に入り登録をしておくと、間違えを防げるのでいいでしょう。
サイトにはこんな使い方もある?
類似しているサイトを紹介しましたが、
日本語対応のCHINAMART(チャイナマート)には、便利な使い方があります。
中国の通販サイトを使う上で、ネックとなるのが、
サイト上で中国語しか使えない点です。
商品リサーチをしていると、コツをつかむまでとても時間がかかります。
翻訳機能などを使ってリサーチすることになりますが、
翻訳する前のもともとのキーワードが違っていた・・・なんてことも多いものです。
そんな時に、CHINAMART(チャイナマート)は、日本語で検索ができるため、
一旦、CHINAMART(チャイナマート)で検索をしたのち、
検索結果から中国語のキーワードを調べるという使い方です。
もし、アリババやタオバオでなかなか検索しても見つからないときは、
一旦、チャイナマートで日本語で検索してみて、中国語のキーワードを調べるといいでしょう。
まとめ
アリババとタオバオを紹介してきました。
アリババで仕入れて、タオバオで販売している人もいるくらいアリババは安いといわれています。
最小ロットの壁をクリアできるのであれば、
アリババの方が、個人的にはいいと思います。
中国語でなかなか使うのに苦労すると思いますが、
慣れてくると、とても簡単にリサーチできますよ。
通販サイトでのリサーチ方法は、また別の記事で紹介します!